7.熟年期


仕事をリタイヤして趣味に生きたり、子供も独立して夫婦2人の時間を大切にしたりと、熟年期は人生の余裕ができる時期です。
その時20本以上の歯が残っていればおそらく体の健康も十分に維持されていることでしょう。
残念ながら入れ歯のお世話になっている場合でも、残っている歯の維持も含めて

口の中の健康管理
をしっかりとすることが、充実した老後を過ごすためにはとても大切です。


入れ歯の手入れについて
入れ歯は歯肉に相当する部分は多くの場合レジンというプラスチック材料でできています。
これは吸湿性があり表面が汚れやすく、手入れの悪い入れ歯だとべったりと歯垢、
歯石が付いてしまいそれに接する歯肉、粘膜が赤く炎症を起こすこともあります。
ですから歯を磨くのと同じように毎日歯ブラシで清掃する必要があります。
いれば洗浄剤だけで十分だと思う人もいるでしょうが、
それだけではすべての汚れは落ちませんのでしっかりと
歯ブラシを使うことが大切です。
口の中では部分入れ歯の場合、特に入れ歯のバネのかかっている歯が汚れやすいので注意して磨いてください。

総入れ歯 部分入れ歯


Q&A

Q.入れ歯安定剤を使っていますがいいのですか?
A.合わなくなったって落ちやすい入れ歯や、
入れ歯の下に硬い食べ物が入って痛くなりやすい場合の防止などのために安定剤を使うと、
とても重宝するものです。しかしながらそういった入れ歯は顎との適合が悪くなったりかみ合わせが不安定になっているので、
そのまま使い続けるのは問題がありますし、安定剤により入れ歯が不潔になりやすくなっています。
そのような場合は歯科医師に相談する必要があります。
Q.入れ歯を入れたばかりで痛いところがあるのですが我慢すると治るのでしょうか?
A.口の中の粘膜はいろいろな動きをするので歯科医師が頑張って作った入れ歯でも、
入れたばかりでは痛いところが出ることが多いものです。
ですから
入れ歯を新調した場合1週間くらいは軟らかい物を食べて徐々に慣らしてください。
痛みがある場合は我慢するとただれて潰瘍になったりしますので、
遠慮せず歯科医師に現状を説明して調整してもらって下さい。